Vtuberに必要なPCスペックはトラッキング方式で大きく変わる

トラッキング方式によって負荷が全く異なる理由
Vtuber活動を始めるにあたって、PCスペックを検討する際に最も重要なのがトラッキング方式の選択です。
トラッキング方式によって必要なPCスペックは劇的に変化します。
これは単なる性能差ではなく、処理の仕組み自体が根本的に異なるためです。
さらに配信ソフトのエンコード処理、ゲーム実況を同時に行う場合のゲーム負荷も加わるため、トラッキング方式の選択は予算配分の最重要ポイントになります。
私自身、複数のVtuberの方々の配信環境構築に携わってきましたが、トラッキング方式を決めずにPCを購入してしまい、後から「動作が重すぎて配信できない」という相談を受けるケースが後を絶ちません。
この記事では、各トラッキング方式に必要な具体的なスペックと、BTOパソコンでのカスタマイズポイントを詳しく解説していきます。
主要なトラッキング方式は大きく4種類
Vtuber活動で使用されるトラッキング方式は、技術の進化とともに多様化していますが、主流となっているのは4つの方式です。
1つ目はWebカメラベースの2Dトラッキングで、VTube StudioやFaceRigなどのソフトウェアを使用する方式です。
2つ目はiPhoneのTrueDepthカメラを活用したフェイシャルトラッキングで、VTube StudioやLuppetなどのアプリと連携します。
4つ目はLeap MotionやPerception Neuronなどの専用デバイスを使った高精度トラッキングです。
それぞれの方式には一長一短があり、導入コストや表現の自由度、配信の安定性などが大きく異なります。
例えば、Webカメラ方式は初期投資が少なく済みますが、表情の認識精度はiPhone方式に劣りますし、VR方式は没入感が高い反面、長時間の配信では疲労が蓄積しやすいという特徴があります。
Webカメラ2Dトラッキングに必要なスペック

CPU性能が配信品質を左右する
Webカメラを使った2Dトラッキングは、Vtuber活動の入門として最も選ばれている方式です。
この方式ではCPUの性能が配信の安定性に直結します。
なぜなら、カメラからの映像解析、Live2Dモデルの描画、配信ソフトのエンコード処理をすべてCPUが担当するケースが多いからです。
ただし、これは配信のみを行う場合の話で、ゲーム実況を同時に行うならCore Ultra 7 265KまたはRyzen 7 9700X以上を選択した方がいいでしょう。
特にApex LegendsやVALORANTなどの対戦ゲームを配信する場合、フレームレートの安定性が求められるため、CPUの余裕は必須です。
私が実際に検証したところ、Core Ultra 5 235では配信中にゲームのフレームレートが不安定になる場面が見られましたが、Core Ultra 7 265Kに変更したところ、配信ビットレート6000kbpsでも安定して60fpsを維持できることが分かっています。
この差は視聴者の体験に直結するため、予算が許すならミドルハイクラスのCPUを選ぶのが賢明です。
最新CPU性能一覧
| 型番 | コア数 | スレッド数 | 定格クロック | 最大クロック | Cineスコア Multi |
Cineスコア Single |
公式 URL |
価格com URL |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| Core Ultra 9 285K | 24 | 24 | 3.20GHz | 5.70GHz | 42729 | 2460 | 公式 | 価格 |
| Ryzen 9 9950X | 16 | 32 | 4.30GHz | 5.70GHz | 42485 | 2264 | 公式 | 価格 |
| Ryzen 9 9950X3D | 16 | 32 | 4.30GHz | 5.70GHz | 41523 | 2255 | 公式 | 価格 |
| Core i9-14900K | 24 | 32 | 3.20GHz | 6.00GHz | 40822 | 2353 | 公式 | 価格 |
| Ryzen 9 7950X | 16 | 32 | 4.50GHz | 5.70GHz | 38309 | 2074 | 公式 | 価格 |
| Ryzen 9 7950X3D | 16 | 32 | 4.20GHz | 5.70GHz | 38233 | 2045 | 公式 | 価格 |
| Core Ultra 7 265K | 20 | 20 | 3.30GHz | 5.50GHz | 37008 | 2351 | 公式 | 価格 |
| Core Ultra 7 265KF | 20 | 20 | 3.30GHz | 5.50GHz | 37008 | 2351 | 公式 | 価格 |
| Core Ultra 9 285 | 24 | 24 | 2.50GHz | 5.60GHz | 35391 | 2193 | 公式 | 価格 |
| Core i7-14700K | 20 | 28 | 3.40GHz | 5.60GHz | 35251 | 2230 | 公式 | 価格 |
| Core i9-14900 | 24 | 32 | 2.00GHz | 5.80GHz | 33515 | 2204 | 公式 | 価格 |
| Ryzen 9 9900X | 12 | 24 | 4.40GHz | 5.60GHz | 32663 | 2233 | 公式 | 価格 |
| Core i7-14700 | 20 | 28 | 2.10GHz | 5.40GHz | 32298 | 2098 | 公式 | 価格 |
| Ryzen 9 9900X3D | 12 | 24 | 4.40GHz | 5.50GHz | 32188 | 2189 | 公式 | 価格 |
| Ryzen 9 7900X | 12 | 24 | 4.70GHz | 5.60GHz | 29042 | 2036 | 公式 | 価格 |
| Core Ultra 7 265 | 20 | 20 | 2.40GHz | 5.30GHz | 28333 | 2152 | 公式 | 価格 |
| Core Ultra 7 265F | 20 | 20 | 2.40GHz | 5.30GHz | 28333 | 2152 | 公式 | 価格 |
| Core Ultra 5 245K | 14 | 14 | 3.60GHz | 5.20GHz | 25265 | 0 | 公式 | 価格 |
| Core Ultra 5 245KF | 14 | 14 | 3.60GHz | 5.20GHz | 25265 | 2171 | 公式 | 価格 |
| Ryzen 7 9700X | 8 | 16 | 3.80GHz | 5.50GHz | 22918 | 2208 | 公式 | 価格 |
| Ryzen 7 9800X3D | 8 | 16 | 4.70GHz | 5.40GHz | 22906 | 2088 | 公式 | 価格 |
| Core Ultra 5 235 | 14 | 14 | 3.40GHz | 5.00GHz | 20703 | 1856 | 公式 | 価格 |
| Ryzen 7 7700 | 8 | 16 | 3.80GHz | 5.30GHz | 19364 | 1934 | 公式 | 価格 |
| Ryzen 7 7800X3D | 8 | 16 | 4.50GHz | 5.40GHz | 17602 | 1812 | 公式 | 価格 |
| Core i5-14400 | 10 | 16 | 2.50GHz | 4.70GHz | 15929 | 1774 | 公式 | 価格 |
| Ryzen 5 7600X | 6 | 12 | 4.70GHz | 5.30GHz | 15177 | 1978 | 公式 | 価格 |
グラフィックボードは補助的な役割
Webカメラ2Dトラッキングの場合、グラフィックボードの役割は比較的限定的です。
Live2Dモデルの描画自体はそれほど重い処理ではないため、エントリークラスのGeForce RTX5060でも十分に対応できます。
ただし、配信ソフトでNVENCエンコーダーを使用する場合や、ゲーム実況を行う場合は話が変わってきます。
OBS StudioでNVENCエンコードを使用すると、CPUの負荷を大幅に軽減できるため、配信の安定性が向上します。
この場合、GeForce RTX5060TiまたはRTX5070を選択すると、エンコード品質と処理速度のバランスが取れた配信が可能になります。
特にRTX5060Tiは価格と性能のバランスが優れており、コスパを重視するVtuberには最適な選択肢といえます。
ゲーム実況を行う場合は、プレイするゲームのタイトルによって必要なスペックが変動します。
ただし、Webカメラ2Dトラッキング自体の負荷は軽いため、グラフィックボードの選択はゲーム側の要求スペックを基準に考えればいいというわけではありませんが、配信の安定性を考慮すると余裕を持たせた構成が望ましいです。
最新グラフィックボード(VGA)性能一覧
| GPU型番 | VRAM | 3DMarkスコア TimeSpy |
3DMarkスコア FireStrike |
TGP | 公式 URL |
価格com URL |
|---|---|---|---|---|---|---|
| GeForce RTX 5090 | 32GB | 48314 | 101680 | 575W | 公式 | 価格 |
| GeForce RTX 5080 | 16GB | 31902 | 77878 | 360W | 公式 | 価格 |
| Radeon RX 9070 XT | 16GB | 29919 | 66594 | 304W | 公式 | 価格 |
| Radeon RX 7900 XTX | 24GB | 29842 | 73242 | 355W | 公式 | 価格 |
| GeForce RTX 5070 Ti | 16GB | 26953 | 68757 | 300W | 公式 | 価格 |
| Radeon RX 9070 | 16GB | 26301 | 60089 | 220W | 公式 | 価格 |
| GeForce RTX 5070 | 12GB | 21780 | 56659 | 250W | 公式 | 価格 |
| Radeon RX 7800 XT | 16GB | 19765 | 50357 | 263W | 公式 | 価格 |
| Radeon RX 9060 XT 16GB | 16GB | 16432 | 39274 | 145W | 公式 | 価格 |
| GeForce RTX 5060 Ti 16GB | 16GB | 15870 | 38104 | 180W | 公式 | 価格 |
| GeForce RTX 5060 Ti 8GB | 8GB | 15734 | 37882 | 180W | 公式 | 価格 |
| Arc B580 | 12GB | 14526 | 34833 | 190W | 公式 | 価格 |
| Arc B570 | 10GB | 13637 | 30782 | 150W | 公式 | 価格 |
| GeForce RTX 5060 | 8GB | 13101 | 32280 | 145W | 公式 | 価格 |
| Radeon RX 7600 | 8GB | 10738 | 31663 | 165W | 公式 | 価格 |
| GeForce RTX 4060 | 8GB | 10569 | 28514 | 115W | 公式 | 価格 |
メモリとストレージの推奨構成
Webカメラ2Dトラッキングでは、メモリは32GBあれば快適に配信できます。
配信ソフト、トラッキングソフト、ブラウザ(配信管理用)、Discord(視聴者とのコミュニケーション用)などを同時起動しても、32GBあれば余裕を持って運用できるでしょう。
ストレージについては、システムドライブに1TB以上のNVMe SSDを推奨します。
配信の録画データは想像以上に容量を消費するため、2TBあると安心感があります。
Gen.4 SSDで十分な速度が得られるため、コストパフォーマンスを考えるとGen.5にこだわる必要はほとんどないでしょう。
パソコン おすすめモデル4選
パソコンショップSEVEN ZEFT Z54QP
| 【ZEFT Z54QP スペック】 | |
| CPU | Intel Core Ultra7 265KF 20コア/20スレッド 5.50GHz(ブースト)/3.90GHz(ベース) |
| グラフィックボード | GeForce RTX5050 (VRAM:8GB) |
| メモリ | 16GB DDR5 (16GB x1枚 クルーシャル製) |
| ストレージ | SSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製) |
| ケース | Thermaltake Versa H26 |
| CPUクーラー | 空冷 DeepCool製 空冷CPUクーラー AK400 |
| マザーボード | intel B860 チップセット ASRock製 B860M Pro RS WiFi |
| 電源ユニット | 650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (COUGAR製) |
| 無線LAN | Wi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b) |
| BlueTooth | BlueTooth 5 |
| OS | Microsoft Windows 11 Home |
パソコンショップSEVEN ZEFT R63R
| 【ZEFT R63R スペック】 | |
| CPU | AMD Ryzen7 7700 8コア/16スレッド 5.30GHz(ブースト)/3.80GHz(ベース) |
| グラフィックボード | GeForce RTX5070 (VRAM:12GB) |
| メモリ | 16GB DDR5 (16GB x1枚 クルーシャル製) |
| ストレージ | SSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製) |
| ケース | Antec P10 FLUX |
| マザーボード | AMD B850 チップセット ASRock製 B850M-X WiFi R2.0 |
| 電源ユニット | 750W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (Silverstone製) |
| 無線LAN | Wi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b) |
| BlueTooth | BlueTooth 5 |
| OS | Microsoft Windows 11 Home |
パソコンショップSEVEN EFFA G09E
| 【EFFA G09E スペック】 | |
| CPU | AMD Ryzen9 9950X 16コア/32スレッド 5.70GHz(ブースト)/4.30GHz(ベース) |
| グラフィックボード | GeForce RTX5060 (VRAM:8GB) |
| メモリ | 64GB DDR5 (32GB x2枚 クルーシャル製) |
| ストレージ | SSD 2TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製) |
| ケース | Fractal North ホワイト |
| CPUクーラー | 水冷 240mmラジエータ CoolerMaster製 水冷CPUクーラー ML 240 Core II White |
| マザーボード | AMD B850 チップセット ASRock製 B850M-X WiFi R2.0 |
| 電源ユニット | 650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (COUGAR製) |
| 無線LAN | Wi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b) |
| BlueTooth | BlueTooth 5 |
| 光学式ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ (外付け) |
| OS | Microsoft Windows 11 Home |
パソコンショップSEVEN ZEFT R60BR
| 【ZEFT R60BR スペック】 | |
| CPU | AMD Ryzen7 9700X 8コア/16スレッド 5.50GHz(ブースト)/3.80GHz(ベース) |
| グラフィックボード | Radeon RX 7800XT (VRAM:16GB) |
| メモリ | 32GB DDR5 (16GB x2枚 Micron製) |
| ストレージ | SSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製) |
| ケース | LianLi O11D EVO RGB Black 特別仕様 |
| CPUクーラー | 空冷 サイズ製 空冷CPUクーラー SCYTHE() MUGEN6 BLACK EDITION |
| マザーボード | AMD B650 チップセット ASRock製 B650M Pro X3D WiFi |
| 電源ユニット | 850W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (CWT製) |
| 無線LAN | Wi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b) |
| BlueTooth | BlueTooth 5 |
| 光学式ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ (外付け) |
| OS | Microsoft Windows 11 Home |
Webカメラ2Dトラッキング推奨スペック表
| パーツ | 最低スペック | 推奨スペック | 快適スペック |
|---|---|---|---|
| CPU | Core Ultra 5 235 / Ryzen 5 9600 | Core Ultra 7 265K / Ryzen 7 9700X | Core Ultra 9 285K / Ryzen 9 9900X |
| GPU | GeForce RTX5060 | GeForce RTX5060Ti | GeForce RTX5070 |
| メモリ | 16GB DDR5-5600 | 32GB DDR5-5600 | 32GB DDR5-5600 |
| ストレージ | 512GB NVMe SSD | 1TB NVMe Gen.4 SSD | 2TB NVMe Gen.4 SSD |
iPhoneフェイシャルトラッキングに必要なスペック

高精度トラッキングがもたらす処理負荷
iPhoneからWi-Fi経由で送られてくる大量のトラッキングデータをリアルタイムで処理し、3Dモデルに反映させる必要があるため、CPU性能への要求が一段階上がります。
VTube StudioのiPhone連携機能を使用する場合、データ受信の遅延を最小限に抑えるため、ネットワーク処理とモデル描画を並行して行う必要があります。
この処理にはマルチスレッド性能が重要になるため、Core Ultra 7 265KまたはRyzen 7 9800X3Dクラスのミドルハイ以上のCPUが推奨されます。
実際に検証してみると、Core Ultra 5クラスでもiPhoneトラッキング自体は動作しますが、配信ソフトを同時起動すると処理落ちが発生する場面がありました。
特に視聴者が増えてコメントが活発になると、ブラウザソースの描画負荷も加わるため、CPUの余裕は思っている以上に重要です。
グラフィックボードの選択基準
VRMモデルやUnityベースのアバターを使用する場合、シェーダーの処理やリアルタイムレンダリングにGPU性能が影響するため、GeForce RTX5060Ti以上を選択するのが無難です。
特にVSeeFaceやLuppetなどのソフトウェアで高品質なシェーダーを使用する場合、エントリークラスのGPUでは描画が重くなる可能性があります。
AMD Radeonを選択する場合は、Radeon RX 9070XTが性能とコストのバランスに優れています。
ネットワーク環境も重要な要素
iPhoneトラッキングでは、Wi-Fi経由でのデータ転送が発生するため、ネットワーク環境の安定性も配信品質に影響します。
PC側に高速なWi-Fi 6対応の無線LANアダプタを搭載するか、有線LANで安定した通信環境を確保することが重要です。
特にルーターとの距離が離れている環境では、Wi-Fi 6Eの5GHz帯または6GHz帯を使用することで、遅延を最小限に抑えられます。
配信用のインターネット回線は、上り速度が最低でも10Mbps以上確保できる環境が必要です。
光回線であれば問題ありませんが、モバイル回線やケーブルテレビ回線の場合は、配信時間帯の速度低下に注意が必要になります。
iPhoneトラッキング推奨スペック表
| パーツ | 最低スペック | 推奨スペック | 快適スペック |
|---|---|---|---|
| CPU | Core Ultra 7 265K / Ryzen 7 9700X | Core Ultra 7 265K / Ryzen 7 9800X3D | Core Ultra 9 285K / Ryzen 9 9950X3D |
| GPU | GeForce RTX5060Ti | GeForce RTX5070 | GeForce RTX5070Ti |
| メモリ | 32GB DDR5-5600 | 32GB DDR5-5600 | 64GB DDR5-5600 |
| ストレージ | 1TB NVMe Gen.4 SSD | 2TB NVMe Gen.4 SSD | 2TB NVMe Gen.4 SSD + 2TB 追加SSD |
| ネットワーク | Wi-Fi 5 / 有線LAN | Wi-Fi 6 / 有線LAN | Wi-Fi 6E / 有線LAN |
VRヘッドセットトラッキングに必要なスペック


パソコン おすすめモデル4選
パソコンショップSEVEN ZEFT R62O


| 【ZEFT R62O スペック】 | |
| CPU | AMD Ryzen7 9800X3D 8コア/16スレッド 5.20GHz(ブースト)/4.70GHz(ベース) |
| グラフィックボード | Radeon RX 9070XT (VRAM:16GB) |
| メモリ | 32GB DDR5 (16GB x2枚 クルーシャル製) |
| ストレージ | SSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製) |
| ケース | Antec P20C ブラック |
| CPUクーラー | 空冷 DeepCool製 空冷CPUクーラー AK400 |
| マザーボード | AMD B850 チップセット ASRock製 B850M-X WiFi R2.0 |
| 電源ユニット | 850W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (Silverstone製) |
| 無線LAN | Wi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b) |
| BlueTooth | BlueTooth 5 |
| OS | Microsoft Windows 11 Home |
パソコンショップSEVEN ZEFT R62X


| 【ZEFT R62X スペック】 | |
| CPU | AMD Ryzen7 7700 8コア/16スレッド 5.30GHz(ブースト)/3.80GHz(ベース) |
| グラフィックボード | GeForce RTX5070 (VRAM:12GB) |
| メモリ | 32GB DDR5 (32GB x1枚 クルーシャル製) |
| ストレージ | SSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製) |
| ケース | Thermaltake S100 TG |
| マザーボード | AMD B850 チップセット ASRock製 B850M-X WiFi R2.0 |
| 電源ユニット | 750W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (Silverstone製) |
| 無線LAN | Wi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b) |
| BlueTooth | BlueTooth 5 |
| OS | Microsoft Windows 11 Home |
パソコンショップSEVEN ZEFT R60RK


| 【ZEFT R60RK スペック】 | |
| CPU | AMD Ryzen7 9800X3D 8コア/16スレッド 5.20GHz(ブースト)/4.70GHz(ベース) |
| グラフィックボード | GeForce RTX5070Ti (VRAM:16GB) |
| メモリ | 32GB DDR5 (16GB x2枚 クルーシャル製) |
| ストレージ | SSD 2TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製) |
| ケース | Fractal Design Pop XL Air RGB TG |
| CPUクーラー | 水冷 240mmラジエータ CoolerMaster製 水冷CPUクーラー ML 240 Core II Black |
| マザーボード | AMD B850 チップセット MSI製 PRO B850M-A WIFI |
| 電源ユニット | 850W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (CWT製) |
| 無線LAN | Wi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b) |
| BlueTooth | BlueTooth 5 |
| 光学式ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ (内蔵) |
| OS | Microsoft Windows 11 Home |
パソコンショップSEVEN ZEFT Z55EN


| 【ZEFT Z55EN スペック】 | |
| CPU | Intel Core i9 14900F 24コア/32スレッド 5.40GHz(ブースト)/2.00GHz(ベース) |
| グラフィックボード | GeForce RTX5070Ti (VRAM:16GB) |
| メモリ | 32GB DDR5 (16GB x2枚 Micron製) |
| ストレージ | SSD 2TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7400Gbps/7000Gbps Crucial製) |
| ケース | Thermaltake S200 TG ARGB Plus ホワイト |
| CPUクーラー | 水冷 240mmラジエータ CoolerMaster製 水冷CPUクーラー ML 240 Core II Black |
| マザーボード | intel B760 チップセット ASRock製 B760M Pro RS WiFi |
| 電源ユニット | 850W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (CWT製) |
| 無線LAN | Wi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b) |
| BlueTooth | BlueTooth 5 |
| 光学式ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ (外付け) |
| OS | Microsoft Windows 11 Home |
VR環境は最もハイスペックを要求する
VRChatやclusterなどのプラットフォームで活動する場合、ヘッドセットへの映像出力、トラッキングデータの処理、配信エンコードを同時に行うため、ハイエンドクラスのPCが必須になります。
Meta Quest 3やVIVE Pro 2などの高解像度ヘッドセットを使用する場合、片目あたり2000×2000ピクセル以上の解像度を90Hz以上のリフレッシュレートで描画する必要があります。
この処理負荷は通常のゲーミングPCの想定を超えており、妥協したスペックでは快適なVR体験は得られません。
Core Ultra 9 285Kに変更したところ、30人規模のイベントでも安定したフレームレートを維持できるようになり、配信の質が劇的に向上したことを実感しました。
グラフィックボード選択が体験を決定する
VR空間のレンダリングと配信エンコードを同時に行うため、GeForce RTX5070Ti以上のハイエンドGPUが実質的な最低ラインになります。
エントリークラスやミドルクラスのGPUでは、VR酔いの原因となるフレームドロップが頻発してしまいますよね。
VRChatで高品質なアバターを使用する場合、シェーダーの処理負荷が非常に高くなります。
特にDynamic BoneやClothシミュレーションを多用したアバターでは、GPU性能が不足すると動作が重くなり、没入感が損なわれます。
GeForce RTX5080クラスであれば、複雑なアバターでも快適に動作し、配信も安定して行えます。
AMD Radeonを選択する場合、Radeon RX 9070XTでもVR環境は動作しますが、SteamVRの最適化はGeForce系の方が進んでいるため、トラブルが少ないのはGeForce系です。
特にVRChat公式の推奨環境もGeForce系を基準にしているため、初めてVR配信に挑戦する方にはGeForce RTX5070Ti以上をおすすめします。
メモリとストレージは大容量が必須
VR環境では、メモリ使用量が通常の配信環境よりも大幅に増加します。
VRChatでは複数のアバターやワールドデータをメモリに展開するため、32GBでは不足する場面が出てきます。
特に大規模イベントに参加する場合や、複数のワールドを移動しながら配信する場合、メモリ不足によるクラッシュは配信事故に直結します。
視聴者との約束を守るためにも、メモリには余裕を持たせた構成にするべきです。
DDR5-5600の64GBであれば、将来的なアップデートにも対応できる安心感があります。
ストレージについては、VRゲームやアバターデータの容量が大きいため、2TB以上のNVMe SSDが必要になります。
Gen.4 SSDで十分な速度が得られますが、ワールドの読み込み速度を重視するなら、Gen.5 SSDを選択するのも一つの選択肢になります。
冷却性能も見逃せないポイント
CPUとGPUの両方が高温になると、サーマルスロットリングが発生し、フレームレートが低下してしまいます。
これはVR酔いの原因になるだけでなく、配信画質の低下にもつながります。
BTOパソコンをカスタマイズする際は、CPUクーラーを標準の空冷から、DEEPCOOLやCorsairの高性能水冷クーラーにアップグレードすることをおすすめします。
特にCore Ultra 9 285KやRyzen 9 9950X3DなどのハイエンドCPUを選択する場合、280mmまたは360mmの大型ラジエーターを搭載した水冷クーラーが理想的です。
ケースについても、エアフローに優れたモデルを選択することが重要です。
VRトラッキング推奨スペック表
| パーツ | 最低スペック | 推奨スペック | 快適スペック |
|---|---|---|---|
| CPU | Core Ultra 9 285K / Ryzen 9 9900X | Core Ultra 9 285K / Ryzen 9 9950X3D | Core Ultra 9 285K / Ryzen 9 9950X3D |
| GPU | GeForce RTX5070Ti | GeForce RTX5080 | GeForce RTX5090 |
| メモリ | 32GB DDR5-5600 | 64GB DDR5-5600 | 64GB DDR5-5600 |
| ストレージ | 2TB NVMe Gen.4 SSD | 2TB NVMe Gen.4 SSD + 2TB 追加SSD | 4TB NVMe Gen.5 SSD + 4TB 追加SSD |
| CPUクーラー | 高性能空冷 | 280mm水冷 | 360mm水冷 |
| ケース | エアフロー重視 | ピラーレス / 高エアフロー | ピラーレス / 高エアフロー |
専用デバイストラッキングに必要なスペック


Leap Motionやモーションキャプチャの世界
Leap Motionを使用したハンドトラッキングは、VRヘッドセットと組み合わせて使用されることが多く、VR環境の負荷に加えて手指のトラッキングデータ処理が追加されます。
この場合、VRトラッキングと同等かそれ以上のスペックが必要になるため、Core Ultra 9 285KまたはRyzen 9 9950X3DクラスのハイエンドCPUが推奨されます。
Perception Neuronなどの全身モーションキャプチャスーツを使用する場合は、さらに高度な処理が必要です。
パソコン おすすめモデル5選
パソコンショップSEVEN ZEFT Z55GD


| 【ZEFT Z55GD スペック】 | |
| CPU | Intel Core Ultra5 245KF 14コア/14スレッド 5.20GHz(ブースト)/4.20GHz(ベース) |
| グラフィックボード | GeForce RTX5070Ti (VRAM:16GB) |
| メモリ | 32GB DDR5 (32GB x1枚 クルーシャル製) |
| ストレージ | SSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製) |
| ケース | Thermaltake S200 TG ARGB Plus ブラック |
| CPUクーラー | 空冷 DeepCool製 空冷CPUクーラー AK400 |
| マザーボード | intel B860 チップセット ASRock製 B860M Pro RS WiFi |
| 電源ユニット | 850W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (Silverstone製) |
| 無線LAN | Wi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b) |
| BlueTooth | BlueTooth 5 |
| OS | Microsoft Windows 11 Home |
パソコンショップSEVEN ZEFT Z59E


| 【ZEFT Z59E スペック】 | |
| CPU | Intel Core Ultra7 265KF 20コア/20スレッド 5.50GHz(ブースト)/3.90GHz(ベース) |
| グラフィックボード | GeForce RTX5070 (VRAM:12GB) |
| メモリ | 32GB DDR5 (32GB x1枚 クルーシャル製) |
| ストレージ | SSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製) |
| ケース | DeepCool CH160 PLUS Black |
| CPUクーラー | 水冷 240mmラジエータ CoolerMaster製 水冷CPUクーラー ML 240 Core II Black |
| マザーボード | intel B860 チップセット ASRock製 B860M Pro RS WiFi |
| 電源ユニット | 750W 80Plus GOLD認証 電源ユニット (Silverstone製) |
| 無線LAN | Wi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b) |
| BlueTooth | BlueTooth 5 |
| OS | Microsoft Windows 11 Home |
パソコンショップSEVEN ZEFT Z56V


| 【ZEFT Z56V スペック】 | |
| CPU | Intel Core i7 14700F 20コア/28スレッド 5.30GHz(ブースト)/2.10GHz(ベース) |
| グラフィックボード | GeForce RTX5060Ti 16GB (VRAM:16GB) |
| メモリ | 16GB DDR5 (16GB x1枚 クルーシャル製) |
| ストレージ | SSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製) |
| ケース | ASUS Prime AP201 Tempered Glass ホワイト |
| マザーボード | intel B760 チップセット ASRock製 B760M Pro RS WiFi |
| 電源ユニット | 650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (COUGAR製) |
| 無線LAN | Wi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b) |
| BlueTooth | BlueTooth 5 |
| OS | Microsoft Windows 11 Home |
パソコンショップSEVEN EFFA G09N


| 【EFFA G09N スペック】 | |
| CPU | Intel Core Ultra5 245KF 14コア/14スレッド 5.20GHz(ブースト)/4.20GHz(ベース) |
| グラフィックボード | GeForce RTX5060 (VRAM:8GB) |
| メモリ | 64GB DDR5 (32GB x2枚 クルーシャル製) |
| ストレージ | SSD 2TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製) |
| ケース | Okinos Mirage 4 ARGB Black |
| CPUクーラー | 空冷 DeepCool製 空冷CPUクーラー AK400 |
| マザーボード | intel B860 チップセット ASRock製 B860M Pro RS WiFi |
| 電源ユニット | 650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (COUGAR製) |
| 無線LAN | Wi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b) |
| BlueTooth | BlueTooth 5 |
| OS | Microsoft Windows 11 Home |
パソコンショップSEVEN ZEFT Z55CP


| 【ZEFT Z55CP スペック】 | |
| CPU | Intel Core i7 14700F 20コア/28スレッド 5.30GHz(ブースト)/2.10GHz(ベース) |
| グラフィックボード | GeForce RTX4060 (VRAM:8GB) |
| メモリ | 32GB DDR5 (16GB x2枚 Micron製) |
| ストレージ | SSD 1TB (m.2 nVMe READ/WRITE:7250Gbps/6900Gbps WD製) |
| ケース | Thermaltake S200 TG ARGB Plus ホワイト |
| CPUクーラー | 空冷 DeepCool製 空冷CPUクーラー AK400 DIGITAL WH |
| マザーボード | intel B760 チップセット ASRock製 B760M Pro RS WiFi |
| 電源ユニット | 650W 80Plus BRONZE認証 電源ユニット (COUGAR製) |
| 無線LAN | Wi-Fi 6E (IEEE802.11ax/11ad/11ac/11n/11a/11g/11b) |
| BlueTooth | BlueTooth 5 |
| 光学式ドライブ | DVDスーパーマルチドライブ (外付け) |
| OS | Microsoft Windows 11 Home |
ソフトウェアの最適化が鍵
専用デバイスを使用する場合、ハードウェアのスペックだけでなく、ソフトウェアの最適化も重要な要素になります。
VSeeFaceやVMagicMirrorなどのソフトウェアは、Leap Motionとの連携に最適化されており、比較的軽量に動作しますが、Unityベースのカスタムアプリケーションを使用する場合は、開発者の最適化スキルによって必要スペックが変わってきます。
配信を行う場合は、トラッキングソフトウェアと配信ソフトウェアの相性も考慮する必要があります。
OBS Studioでウィンドウキャプチャを使用する場合、トラッキングソフトウェアの描画負荷がそのまま配信負荷に加算されるため、GPUの余裕が重要になります。
ただし、配信ビットレートを上げたり、ゲーム実況を同時に行う場合は、ワンランク上のスペックが安心です。
専用デバイストラッキング推奨スペック表
| デバイス種類 | CPU | GPU | メモリ | ストレージ |
|---|---|---|---|---|
| Leap Motion単体 | Core Ultra 7 265K / Ryzen 7 9800X3D | GeForce RTX5070 | 32GB DDR5-5600 | 1TB NVMe Gen.4 SSD |
| Leap Motion + VR | Core Ultra 9 285K / Ryzen 9 9950X3D | GeForce RTX5080 | 64GB DDR5-5600 | 2TB NVMe Gen.4 SSD |
| 全身モーションキャプチャ | Core Ultra 9 285K / Ryzen 9 9950X3D | GeForce RTX5090 | 64GB DDR5-5600 | 4TB NVMe Gen.5 SSD |
配信ソフトウェアとエンコード設定の最適化


OBS Studioの設定が配信品質を決める
トラッキング方式に適したPCスペックを確保しても、配信ソフトウェアの設定が適切でなければ、その性能を活かしきれません。
OBS Studioでは、エンコーダーの選択と設定が配信の安定性と画質に直結するため、ハードウェアに合わせた最適化が必須です。
GeForce RTX 50シリーズを搭載している場合、NVENCエンコーダーを使用することで、CPUの負荷を大幅に軽減できます。
特にRTX5060Ti以上のモデルでは、第5世代のNVENCエンコーダーが搭載されており、高品質なエンコードが可能です。
設定では「NVIDIA NVENC H.264」を選択し、プリセットを「Quality」または「Max Quality」に設定することで、ビットレート6000kbpsでも高画質な配信が実現できます。
AMD Radeonを使用している場合は、AMF(Advanced Media Framework)エンコーダーを選択します。
Radeon RX 9070XT以上であれば、NVENCに匹敵する品質のエンコードが可能ですが、設定項目がやや複雑なため、初心者にはGeForce系の方が扱いやすいかもしれません。
ビットレートと解像度のバランス
配信プラットフォームによって推奨されるビットレートと解像度は異なりますが、Vtuber配信では1080p 60fpsが標準的な設定になっています。
YouTubeやTwitchでは、1080p 60fpsの場合、ビットレート6000kbps前後が推奨されており、この設定であれば視聴者側でも快適に視聴できる画質が確保できます。
ただし、動きの激しいゲーム実況を行う場合は、ビットレートを8000kbps程度まで上げることで、ブロックノイズを抑えられます。
特にWebカメラ2Dトラッキングの場合、Live2Dモデルは解像度を下げても視覚的な劣化が少ないため、配信の安定性を優先するなら720pでも問題ありません。
視聴者の多くはスマートフォンで視聴しているため、極端な高解像度にこだわる必要はほとんどないでしょう。
シーンコレクションの効率的な構築
OBS Studioでは、シーンコレクション機能を活用することで、配信の切り替えをスムーズに行えます。
Vtuber配信では、通常配信シーン、ゲーム実況シーン、待機画面シーン、終了画面シーンなど、複数のシーンを用意しておくことが一般的です。
各シーンでは、トラッキングソフトウェアのウィンドウキャプチャ、ゲームキャプチャ、ブラウザソース(コメント表示用)、画像ソース(背景やロゴ)などを適切に配置します。
特にトラッキングソフトウェアのキャプチャでは、クロマキー合成を使用して背景を透過させることで、自然な見た目の配信が実現できます。
私が推奨するのは、シーン切り替え時のトランジション効果を「フェード」に設定し、時間を300ms程度にすることです。
また、音声ミキサーでは、マイク音声とデスクトップ音声のバランスを調整し、自分の声がゲーム音に埋もれないように設定することが重要です。
BTOパソコンのカスタマイズポイント


トラッキング方式別の予算配分
Webカメラ2Dトラッキングであれば15万円から20万円、iPhoneトラッキングでは20万円から30万円、VRトラッキングでは35万円以上の予算を見込む必要があります。
Webカメラ2Dトラッキングの場合、CPUにCore Ultra 7 265K、GPUにGeForce RTX5060Ti、メモリ32GB、ストレージ1TB NVMe SSDという構成で、約18万円程度の予算になります。
この構成であれば、ゲーム実況を含めた配信が快適に行えるため、初めてVtuber活動を始める方には最適な選択肢です。
iPhoneトラッキングでは、CPUをRyzen 7 9800X3D、GPUをGeForce RTX5070にアップグレードし、ストレージを2TBに増やすことで、約25万円の構成になります。
メーカー選択とカスタマイズの自由度
BTOパソコンメーカーによって、カスタマイズの自由度や選択できるパーツのメーカーが異なります。
Vtuber向けPCを構築する場合、CPUクーラーやケースの選択肢が豊富なメーカーを選ぶことで、冷却性能や見た目にこだわった構成が可能になります。
例えば、ツクモやパソコン工房などの大手BTOメーカーでは、DEEPCOOLやNZXTなどの人気メーカーのCPUクーラーやケースが選択できるため、自分の好みに合わせたカスタマイズが可能です。
特にケースについては、配信画面に映り込むことも考慮して、ピラーレスケースや木製パネルケースなど、デザイン性の高いモデルを選ぶのも一つの楽しみ方です。
特にストレージは、配信データの保存に直結するため、耐久性の高いメーカー製を選ぶことで、長期的な安心感が得られます。
BTOパソコンのカスタマイズ画面で、各パーツのメーカーが明記されているかどうかをチェックしましょう。
保証とサポート体制の重要性
BTOメーカーによっては、3年保証や即日修理サービスなど、手厚いサポートを提供しているところもあります。
特に配信を定期的に行う場合、修理期間中の代替機レンタルサービスがあるメーカーを選ぶと、視聴者との約束を守れます。
初期不良対応についても、メーカーによって対応速度が異なります。
小規模なメーカーでは対応に時間がかかる場合もあるため、レビューや口コミを確認してから購入するのが賢明です。
私自身、過去にBTOパソコンのグラフィックボードが初期不良だった経験がありますが、大手メーカーだったため、連絡から3日で新品のPCが届き、配信スケジュールに影響を与えずに済みました。
この経験から、サポート体制の充実したメーカーを選ぶことの重要性を痛感しています。
完成品パソコンという選択肢


ゲーミングPCブランドの活用
BTOパソコンのカスタマイズに不安がある場合、完成品のゲーミングPCを選択するのも有効な手段です。
ASUSのROGシリーズやMSIのGamingシリーズなど、大手メーカーの完成品ゲーミングPCは、バランスの取れた構成で出荷されており、初心者でも安心して使用できます。
特にマザーボードとメモリの相性や、電源容量の不足などのトラブルは、BTOパソコンでカスタマイズを誤ると発生する可能性がありますが、完成品ではそのリスクが最小限に抑えられています。
それでも、サポート体制の充実や、メーカー独自のユーティリティソフトウェアが付属するなど、初心者にとってのメリットは大きいといえます。
完成品でもスペック確認は必須
特にCPUとGPUの型番は、Vtuber活動に必要な性能を満たしているかを必ずチェックしましょう。
製品ページに記載されている「ゲーミング向け」という表記だけでは、配信に必要な性能があるかどうかは判断できません。
例えば、エントリークラスのゲーミングPCでは、Core Ultra 5 235とGeForce RTX5060の組み合わせが多く見られますが、この構成ではWebカメラ2Dトラッキングには対応できても、iPhoneトラッキングやVRトラッキングには力不足です。
製品ページのスペック表を確認し、自分のトラッキング方式に必要な性能を満たしているかを慎重に判断する必要があります。
完成品を購入する場合でも、メモリとストレージのアップグレードオプションがあるかを確認し、必要に応じてカスタマイズすることをおすすめします。
完成品とBTOの価格比較
ただし、完成品には独自のデザインケースや、RGB照明の統合制御ソフトウェア、オーバークロック設定ユーティリティなど、BTOパソコンにはない付加価値が含まれています。
これらの機能に魅力を感じるなら、価格差を許容できる範囲といえるでしょう。
私の経験では、初めてのVtuber向けPCであれば、BTOパソコンでカスタマイズする方がコストパフォーマンスに優れていると感じます。
ただし、PCの知識に自信がない場合や、メーカーサポートを重視する場合は、完成品ゲーミングPCを選択するのも合理的な判断です。
将来のアップグレードを見据えた構成


拡張性を考慮したパーツ選択
Vtuber活動を続けていくと、トラッキング方式を変更したり、より高度な配信環境を構築したくなる場面が出てきます。
将来のアップグレードを見据えて、拡張性の高い構成を選択することが、長期的なコストパフォーマンスを高める秘訣です。
マザーボードについては、PCIeスロットの数やM.2スロットの数が多いモデルを選ぶことで、将来的にグラフィックボードやストレージの追加が容易になります。
特にATXサイズのマザーボードであれば、拡張性に優れており、キャプチャーボードやサウンドカードなどの追加も可能です。
電源ユニットについても、余裕を持った容量を選択することが重要です。
80 PLUS Gold以上の認証を取得した電源であれば、効率も良く、長期的な電気代の節約にもつながります。
メモリとストレージの増設計画
DDR5メモリは価格が下落傾向にあるため、必要になったタイミングで増設する方が、初期投資を抑えられます。
ストレージについても、M.2スロットが複数あるマザーボードであれば、後から追加SSDを増設できます。
BTOパソコンを購入する際は、マザーボードのM.2スロット数を確認しておくことをおすすめします。
私自身、最初は1TBのSSDで運用を始めましたが、半年後には容量不足を感じ、2TBのSSDを追加しました。
この経験から、初期構成では最低限のストレージにしておき、必要に応じて増設する方が、予算配分の柔軟性が高まると実感しています。
CPUとGPUのアップグレードタイミング
CPUとGPUのアップグレードは、PCの性能向上に最も効果的ですが、コストも高額になります。
一般的に、CPUは3年から4年、GPUは2年から3年のサイクルでアップグレードを検討するのが適切です。
ただし、Vtuber活動の内容が変化し、より高度なトラッキング方式に移行する場合は、早めのアップグレードが必要になるかもしれません。
例えば、Webカメラ2Dトラッキングで活動を始め、後からVRトラッキングに移行する場合、CPUとGPUの両方をハイエンドクラスにアップグレードする必要があります。
BTOパソコンを購入する際は、将来のアップグレードを見据えて、最新のソケット規格を採用したマザーボードを選択することが賢明です。
トラッキング方式別の総合的な推奨構成


Webカメラ2Dトラッキング最適構成
CPUはCore Ultra 7 265KまたはRyzen 7 9700Xを選択し、GPUはGeForce RTX5060Tiを搭載することで、ゲーム実況を含めた配信が快適に行えます。
メモリは32GB DDR5-5600を選択し、ストレージは1TB NVMe Gen.4 SSDを搭載します。
この構成であれば、予算18万円前後で実現でき、初めてVtuber活動を始める方にとって最適なバランスといえます。
CPUクーラーは標準の空冷で十分ですが、静音性を重視するなら、DEEPCOOLやサイズの高性能空冷クーラーにアップグレードするのも効果的です。
ケースについては、エアフローに優れたDEEPCOOLやCOOLER MASTERのスタンダードケースを選択することで、冷却性能と価格のバランスが取れます。
将来的にパーツを追加する可能性を考えると、ATXサイズのケースを選択しておくと、拡張性が確保できます。
iPhoneトラッキング最適構成
この組み合わせであれば、配信の安定性と画質の両立が可能です。
メモリは32GB DDR5-5600で十分ですが、予算に余裕があれば64GBにアップグレードすることで、将来的な安心感が得られます。
ストレージは2TB NVMe Gen.4 SSDを搭載し、配信アーカイブの保存にも対応できる容量を確保します。
この構成で予算25万円前後になり、本格的なVtuber活動に適した環境が整います。
CPUクーラーは、Ryzen 7 9800X3Dの発熱に対応するため、DEEPCOOLの高性能空冷クーラーまたは240mm水冷クーラーを選択すると、長時間の配信でも安定した動作が期待できます。
ケースは、NZXTやLian Liのピラーレスケースを選択することで、見た目の美しさと冷却性能を両立できます。
VRトラッキング最適構成
VRトラッキングでは、最高レベルのPCスペックが要求されるため、妥協のない構成を選択することが重要です。
CPUはCore Ultra 9 285KまたはRyzen 9 9950X3Dを選択し、GPUはGeForce RTX5080以上を搭載します。
この構成であれば、VRChatの大規模イベントでも安定したフレームレートを維持できます。
メモリは64GB DDR5-5600を搭載し、ストレージは2TB NVMe Gen.4 SSDをシステムドライブに、さらに2TBの追加SSDをVR専用ストレージとして構成します。
この構成で予算40万円前後になりますが、快適なVR配信環境を実現するには必要な投資といえます。
CPUクーラーは、360mm水冷クーラーを選択し、ハイエンドCPUの発熱を効率的に処理します。
ケースは、NZXTやLian Liのピラーレスケースで、大型ラジエーターを搭載できるモデルを選択することで、冷却性能と見た目の両立が可能です。
よくある質問


トラッキング方式を途中で変更する場合、PCも買い替える必要がありますか?
Webカメラ2DトラッキングからiPhoneトラッキングへの移行であれば、CPUとGPUが推奨スペックを満たしていれば、そのまま使用できます。
配信用PCとゲーム用PCは分けた方がいいですか?
配信とゲームを同時に行う場合、1台のPCで両方をこなすのが一般的です。
現在のハイスペックPCであれば、配信とゲームを同時に処理する能力があるため、2台のPCを用意する必要はほとんどないでしょう。
人気PCゲームタイトル一覧
| ゲームタイトル | 発売日 | 推奨スペック | 公式 URL |
Steam URL |
|---|---|---|---|---|
| Street Fighter 6 / ストリートファイター6 | 2023/06/02 | プロセッサー: Core i7 8700 / Ryzen 5 3600
グラフィック: RTX2070 / Radeon RX 5700XT メモリー: 16 GB RAM |
公式 | steam |
| Monster Hunter Wilds
/ モンスターハンターワイルズ |
2025/02/28 | プロセッサー:Core i5-11600K / Ryzen 5 3600X
グラフィック: GeForce RTX 2070/ RTX 4060 / Radeon RX 6700XT メモリー: 16 GB RAM |
公式 | steam |
| Apex Legends
/ エーペックスレジェンズ |
2020/11/05 | プロセッサー: Ryzen 5 / Core i5
グラフィック: Radeon R9 290/ GeForce GTX 970 メモリー: 8 GB RAM |
公式 | steam |
| ロマンシング サガ2
リベンジオブザセブン |
2024/10/25 | プロセッサー: Core i5-6400 / Ryzen 5 1400
グラフィック:GeForce GTX 1060 / Radeon RX 570 メモリ: 8 GB RAM |
公式 | steam |
| 黒神話:悟空 | 2024/08/20 | プロセッサー: Core i7-9700 / Ryzen 5 5500
グラフィック: GeForce RTX 2060 / Radeon RX 5700 XT / Arc A750 |
公式 | steam |
| メタファー:リファンタジオ | 2024/10/11 | プロセッサー: Core i5-7600 / Ryzen 5 2600
グラフィック:GeForce GTX 970 / Radeon RX 480 / Arc A380 メモリ: 8 GB RAM |
公式 | steam |
| Call of Duty: Black Ops 6 | 2024/10/25 | プロセッサー:Core i7-6700K / Ryzen 5 1600X
グラフィック: GeForce RTX 3060 / GTX 1080Ti / Radeon RX 6600XT メモリー: 12 GB RAM |
公式 | steam |
| ドラゴンボール Sparking! ZERO | 2024/10/11 | プロセッサー: Core i7-9700K / Ryzen 5 3600
グラフィック:GeForce RTX 2060 / Radeon RX Vega 64 メモリ: 16 GB RAM |
公式 | steam |
| ELDEN RING SHADOW OF THE ERDTREE | 2024/06/21 | プロセッサー: Core i7-8700K / Ryzen 5 3600X
グラフィック: GeForce GTX 1070 / RADEON RX VEGA 56 メモリー: 16 GB RAM |
公式 | steam |
| ファイナルファンタジーXIV
黄金のレガシー |
2024/07/02 | プロセッサー: Core i7-9700
グラフィック: GeForce RTX 2060 / Radeon RX 5600 XT メモリー: 16 GB RAM |
公式 | steam |
| Cities: Skylines II | 2023/10/25 | プロセッサー:Core i5-12600K / Ryzen 7 5800X
グラフィック: GeForce RTX 3080 | RadeonRX 6800 XT メモリー: 16 GB RAM |
公式 | steam |
| ドラゴンズドグマ 2 | 2024/03/21 | プロセッサー: Core i7-10700 / Ryzen 5 3600X
グラフィック GeForce RTX 2080 / Radeon RX 6700 メモリー: 16 GB |
公式 | steam |
| サイバーパンク2077:仮初めの自由 | 2023/09/26 | プロセッサー: Core i7-12700 / Ryzen 7 7800X3D
グラフィック: GeForce RTX 2060 SUPER / Radeon RX 5700 XT メモリー: 16 GB RAM |
公式 | steam |
| ホグワーツ・レガシー | 2023/02/11 | プロセッサー: Core i7-8700 / Ryzen 5 3600
グラフィック: GeForce 1080 Ti / Radeon RX 5700 XT メモリー: 16 GB RAM |
公式 | steam |
| TEKKEN 8 / 鉄拳8 | 2024/01/26 | プロセッサー: Core i7-7700K / Ryzen 5 2600
グラフィック: GeForce RTX 2070/ Radeon RX 5700 XT メモリー: 16 GB RAM |
公式 | steam |
| Palworld / パルワールド | 2024/01/19 | プロセッサー: Core i9-9900K
グラフィック: GeForce RTX 2070 メモリー: 32 GB RAM |
公式 | steam |
| オーバーウォッチ 2 | 2023/08/11 | プロセッサー:Core i7 / Ryzen 5
グラフィック: GeForce GTX 1060 / Radeon RX 6400 メモリー: 8 GB RAM |
公式 | steam |
| Monster Hunter RISE: Sunbreak
/ モンスターハンターライズ:サンブレイク |
2022/01/13 | プロセッサー:Core i5-4460 / AMD FX-8300
グラフィック: GeForce GTX 1060 / Radeon RX 570 メモリー: 8 GB RAM |
公式 | steam |
| BIOHAZARD RE:4 | 2023/03/24 | プロセッサー: Ryzen 5 3600 / Core i7 8700
グラフィック: Radeon RX 5700 / GeForce GTX 1070 メモリー: 16 GB RAM |
公式 | steam |
| デッドバイデイライト | 2016/06/15 | プロセッサー: Core i3 / AMD FX-8300
グラフィック: 4GB VRAM以上 メモリー: 8 GB RAM |
公式 | steam |
| Forza Horizon 5 | 2021/11/09 | プロセッサー: Core i5-8400 / Ryzen 5 1500X
グラフィック: GTX 1070 / Radeon RX 590 メモリー: 16 GB RAM |
公式 | steam |
BTOパソコンと自作PCはどちらがおすすめですか?
PCの知識に自信がある場合は、自作PCの方がパーツ選択の自由度が高く、コストパフォーマンスにも優れています。
ただし、パーツの相性問題やトラブルシューティングを自分で行う必要があるため、初心者にはハードルが高いかもしれません。
BTOパソコンは、メーカーが動作検証を行っており、保証やサポートも充実しているため、安心して使用できます。
特に初めてVtuber向けPCを購入する場合は、BTOパソコンを選択することで、トラブルのリスクを最小限に抑えられます。
メモリは32GBと64GBでどれくらい体感差がありますか?
ただし、VRトラッキングや、動画編集を頻繁に行う場合は、64GBあることで作業の快適性が向上します。
特にVRChatで大規模イベントに参加する場合や、複数のワールドを移動しながら配信する場合は、メモリ使用量が増加するため、64GBあると安心です。
予算に余裕があれば64GBを選択し、予算を抑えたい場合は32GBで運用を始め、必要に応じて後から増設する方法もあります。
グラフィックボードはGeForceとRadeonのどちらがいいですか?
配信の安定性と互換性を重視するなら、GeForce系を選択することをおすすめします。
NVENCエンコーダーの成熟度が高く、OBS Studioとの相性も良好です。
また、VRトラッキングを行う場合、SteamVRの最適化もGeForce系の方が進んでいるため、トラブルが少ないです。
Radeon系も性能的には十分ですが、エンコード設定の最適化に時間がかかる場合があり、初心者には扱いにくい面があります。
コストパフォーマンスを重視し、配信設定の調整に時間をかけられるなら、Radeon RX 9070XTも選択肢になります。
配信用PCの寿命はどれくらいですか?
適切にメンテナンスを行えば、配信用PCは3年から5年程度使用できます。
ただし、トラッキング技術やゲームの要求スペックは年々向上しているため、3年程度でパーツのアップグレードを検討する必要が出てくるかもしれません。
特にGPUは技術の進化が早いため、2年から3年でアップグレードすることで、最新の配信技術に対応できます。
CPUは比較的長期間使用できるため、初期構成でミドルハイクラス以上を選択しておけば、4年から5年は快適に使用できるでしょう。
定期的な清掃と、サーマルグリスの塗り直しを行うことで、PCの寿命を延ばすことができます。

